hikonoir blog

漫画についてあれこれ

さよなら

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あのう、こんなのどうでしょうか?ここで終るつもりで描いていたんですよ。ホントに。多分、あと1頁で終ると思って閲覧しに来てる人もいるでしょう。なのに、どうゆうわけか終らない…。

 

自分の気まぐれ。即興やアドリブ。新たな展開、創造力。物語に限らず、日常会話でも、自分で話していて、思わず口をついて出てしまうデタラメ。それがおもしろかったり、笑えたりしません?

 

そしてもうひとつ。話しを終わらせる、…何か寂しい。終わりたくない気持ち。目の前に話し相手がいて、自分の話しを興味深く聴いている。そんな時の気持ち…。終わらせなきゃ、オチも用意してあるし喜んでくれる。でも…、これで終りって、なんか自分の他の気持ちが、他に伝えたいホントの気持ちがあるような気がしてくる…。それでも、終わらせて家に帰らなきゃ…。

 

こんなとき、日本人は「さよなら」を使っていたのかな。その気持ち解りますか?「左様であれば…」ですよね。これは、誰が言ってるの?話してである自分。あるいは話しを聴いている相手?不思議で複雑な気持ち。「左様か…」。つまり、「そうか…」。了解した、解った、もうこれで終り。なのにどこか気持ちが割り切れない…。そんな時「それで…?」相手がつづきを聴いてくる。自分も「それでね…」と、つづけようとする。左様であれば、略してさらば。結局、話しをつづけたいんじゃないの?今風に言うと「それじゃあさ…」っていう感じかな…。

 

「さよなら」の情景が見えてきましたか?相手の顔が、表情が見えてきましたか?決して終わりたくない、別れたくない民族、それが日本人。いつかこれ自体も一つのエピソードにしたいものです。

 

すごい言訳でしょう?これで話しが面白くなればOKなんですが。どうなることか…。

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