hikonoir blog

漫画についてあれこれ

評価

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 随分とアップしてませんでしたね。理由…①特になし ②風邪で寝込んでいてた ③怠けていた ④遊んでいた

まぁ…全部ってとこでしょうか。深刻な理由も無くてよかったじゃないですか。

とはいえ、いろいろ思うところがあって始終ストーリー展開を思案しております。参考に映画とアニメを見ていたんですが、評価って…みなさんはどう考えてますか?

 

アマゾ●で「2001年宇宙の旅」が視聴可能だったので久しぶりに観たんです。知っている人は知っている有名なSF映画です。制作スタッフに手塚治虫氏に打診があったのは有名な逸話。この世紀を代表する映画の一本とも言える制作に日本が誇る漫画の神様を呼ぶとは…。それも製作年は1968年だったと思います。手塚氏は忙しいので無理という内容を伝えて、丁重にお断りしたそうな。

しかし、この映画の監督は一体何者なんだ?原作、脚本は監督とアーサー•C•クラーク。SFファンなら必ず知っているハードSF作家の巨匠。小説家でありながら、NASAと普通に繋がり関わっているというとんでもない人物。

 

本当に有名なので、冒頭のリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラかく語りき」が流れてくるところ…。その映像と音楽。僕は、この冒頭の曲はこの映画のための映画音楽、BGMとおもっていたんです。高校の頃か、哲学の授業でニーチェを取り上げて著作に「ツァラトゥストラ…」が、あると教わった。それはそのまま記憶の底に留まって忘れても良いもののように思ったけど、何か引っかかって…、名前がカッコイイ、不思議な響きがあって古文体…。

そう…まさか、あの高校で習った「ツァラトゥストラ…」がクラシック音楽になっていたとは、…そしてそれを、あの映画に、あの映像で出してくるとは!宇宙から地球を、月、太陽と一直線にシンメトリックに描出するとは、今まで誰一人しなかった演出。原題は2001•スペースオデッセイ。まったくの馬鹿だから、この時まで21世紀が2001から始まるとは考えたことも無かった。しかし、オデッセイは知ってる。読んだから。ギリシャペルシャ(トロヤ)の戦争。オデッセイはその戦で「トロイの木馬」を考えた人。

 

もうね、映画の出だしでどんだけ知識を要求してくるの?普通じゃないです。かと思えば、延々と猿が出てきてわめきちらしてる。でもいいんです。これもきっと何かの伏線…。だまって観ましょう。…で、終わりまで観て、…?う~ん?解んない。

所詮凡人には分からん。これが僕の感想。この壮大な哲学を映画で表すのには限界があるのでは?そんなことは監督が一番よく知っている。でも撮らないと!

 

でね、なにが言いたいかっていうと、評価と感想は別ってこと。この訳の分からん有名な映画の評価を星一つにしてる視聴者が何人かいたので。

確かに意味不明で話しらしいものといえばコンピュータの自我覚醒の件くらい。このエピソードは誰でも解るように作られてる。他、モノリスに関するくだりは観念的で映像では万人がわかるとは決して言えない。だからといって星一つって!

 

例えば、プラトンニュートンの著作物を読みます。もちろん分かりません。だからといってその著作物に星一つの評価をつけますか?親鸞聖人の歎異抄を読みました。もちろん分かりませんが、その本の評価を星一つにしますか?

 

僕も作品を創作するわけですから、評価されるわけです。

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